あなたは「が」の前に、小さい「ん」を入れる派?(下)

こんにちは。

ミヤビカクリエイティブ雑学担当・MMです。

前回は、鼻濁音を使う地域からきた私は、それを使わない地域で育った友人に指摘されるまで意識することがなかったというお話でした。

言うなれば私は友人によって自らを客観視する機会を得たわけですが、
この「客観視する」というのが広告のお仕事をする上でとっても大切なんです。

広告を作る上でユーザー目線はとても重要です。

多くの場合、ユーザーはその商品についてのマニアックな知識を持っておらず、そもそもそこまでの興味もない。日々の暮らしは忙しく、四六時中その商品のことを考えているわけでもない。 
そのような人々の心を動かすには彼らの目線に立って物事を見ることが不可欠です。 

ですが、クライアントの多くはその商品やサービスについて深い知識や愛情を持っているがゆえに、ユーザー目線から離れてしまうということがしばしば起こります。

そこで、私たち広告を作るお手伝いをする人間には、両者のどちらにも偏りすぎない視点が求められます。
クライアントの商品知識はある程度知っていなければなりませんが、知りすぎるとどんどん実際のユーザーからは遠ざかってしまいます。

むしろ、「そうだったんだ!」「こんな風にできているんだ!」という新鮮な驚きや感動のなかに、ユーザーに響く広告のヒントが溢れていると思います。


いつもいい意味で「よそ者」であること。
私たち広告を作るお手伝いをする人間の存在意義は、まさにそこにあると言っても過言ではありません。


ミヤビカクリエイティブでは、よそ者目線を多数取り揃えてお待ちしております。
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